【終了】2019年3月9日(土)〜3月21日(火)

アーティスト吉村直樹の個展が長野で開催!
長野県在住のアーティスト吉村直樹。その創作は一つの枠にとどまるところを知らず、さまざまな媒体を通して私たちの感情に届けられる。今回のソロエキシビジョンでは、描き溜められた多くのドローイングやフィギュアなどを展示します。アトリエが引越してきたかのように展示されたインスタレーションです。
作業台から窓の外を眺めるかのように張り巡らされたドローイング、一見、外へとつながる見えざる網の起点に見えます。しかし、今回の展示を自身の内面に向けた眼差しによる投影だと作家は言います。そう思ってみると作業台に並ぶフィギュアの視線は一様にそこにいるであろう主人へと注がれていて、その視線を追うとやがて、自らの中に潜在する意識へと埋没していく感覚を得られます。これは一体なんなのか。心地よさか不安か、それとも安堵なのか。もしかしたら未来なのかもしれない。吉村の内面に造形される光と陰を内部に潜入して観たときに、あなたが発見するものは何でしょうか。
アーティストになったつもりで、眼前に広がるその景色を体感してください。
